this song just crossed my mind
何かの拍子に、以前よく聴いた楽曲を突然思い出して
頭の中で鳴り止まなくなるって事、皆さんもあるかと思います。
そういう時って、一刻も早くその曲をまた実際に聴いてみたくなりませんか?
そして実際に聴き返すと、あれ、こんなだったっけな、
さっき頭の中で鳴ってたものの方が良いなぁ、とか
キーが違ってたり、予想以上に素晴らしく感じたり、いろいろだと思いますが。
ともかく、私が普段生活してる中で、上記の
“this song just crossed my mind”が発生した楽曲を紹介していくコーナーです。
大抵は名曲、でも、そこまででもない曲の場合もありますね。
Leapling – Crooked (from “Vacant Pages” LP)
第一弾は、ブルックリンのDan Arnes君率いるSSWバンド、リープリングの1st収録曲。
“うるう日(2/29)生まれ”ってバンド名、いけてます。
まず出だしフレーズのね、
“If the moon doesn’t show then the sun doesn’t know what to think”
が良すぎて、詩の内容と歌唱、至近距離で鳴るボーカルの音響処理と
トラックのスカスカな空虚感が渾然一体となって飛び込んでくるので、
このイメージが鮮烈で、空間と距離、孤独感を強く感じさせる作り。
すごくジャケットのイメージに合ってると思いません?アルバムタイトルとも。
この曲でLeapling知ったし、出してる曲は全て聴いてきてるけど、
これを超えるトラックは今の所ないかな。
バタついた感じのドラム音とか、全体的な音数の少なさなんかで
ポストパンク的なものが土台とも言えるかもしれないけど、
多用されるオシャレコードと、歌心溢れるボーカルの存在感で、
かなり独特な音楽に着地してると思う。本当にいい曲だね。
この曲が収録されている1stはソロミュージシャンっぽさ全開ですが
近年作はよりバンドサウンドに変化してて、
2ndでは”ザ・3ピースバンド感”全開のリードトラックとかも出してたり。
Leapling – Alabaster Snow (VHS SESSIONS)
この曲ね。このライブテイクなんか素敵。
日本来てくれないかな。多分、歌がかなりイイはずなので、生映えしますよ。
ついでに、1stでCrookedの次にいい曲なのはコレかな。
Leapling – Silent Stone
1stよりもっと前のシングル曲だけど、この曲もなかなか。
Leapling – Seventeen (Official Video)
最近Dirty Projectorsに加入したFelicia Douglassと仲イイみたいで、
彼女のユニットGemmaの曲をカバーしてる。
そのGemmaってのもまたすごく良いので、一応紹介。
Gemma – Reminiscent Vice
この辺のコミュニティ、いいよねぇ〜。