GVVC Weekly – Week 20

MEN I TRUST – Say, can you hear

2019年2月にニューアルバム”Oncle Jazz”正式発表。まだ自主を貫くようです。(神)
どうしてこんなカンタンな作りでここまで良くできるのか謎。
それも初速を重視したキャッチーすぎる路線ではなく、芸術性があって、イマジナティブ。
基本、ボーカルが良すぎってのがデカいと思うんですけど…声、歌い方(発音含む)共に。
歌詞ももの凄くいいし、ウザすぎない程度にアンニュイなムードを醸すのが上手いですよ。
どこまでいくんでしょうか。

MEN I TRUST – Oncle Jazz (LP)
こちらがカバーアートです!カワイイ。

Sharon Van Etten – Jupiter 4 (Official Video)

年明けリリースの最新作アルバムから2つ目の先行トラック。
曲はこれ、いいのかもしれないけど、やはりこのグロッシーなダークアレンジと
ミックス、サウンドスケープがどう考えてもこの人に求めるものじゃない。
なんかゴリってるシンセは最強に似合ってないし、こんな突き放した感じはどうなの。
100%本人の意思、希望でこの路線なんでしょうか?だったら仕方ないですけどね。
どうも無理してるように見えてならない。
でも、髪型、メイクとかの見た目は過去最高にイイですね。素敵です。

Adrianne Lenker – symbol

ビッグ・シーフのヴォーカリストが先日リリースしたソロアルバムから、
ビデオを公開です。あまりこの人が生身の人間として動いてるところを
個人的に見たことなかった、てのもありますが何か新鮮で、
遊園地ではしゃぐ米国人達も、映像も不思議と楽曲に合ってると思いませんか?
単館系の映画を見たような気分になりますね。

Shame – Dust on Trial

Shameの人気曲にあてがわれたビデオは、完全にショートムービー。
最初気付かずに、思わず2回観たわ。これはすごく出来がいいですよ。
2017年映画(日本公開は2018年)”Get Out”っぽいと話題になってますね。
楽曲も大変重くてカッコイイです、本当こういうMVはついフルで視聴しちゃう。
確認のリピート不可避って意味では、ヤーヤーヤーズのSacrilege思い出すね。

TEEN – “Only Water” (official music video)

久々のリリースですが、1人抜けて、3人になっているようですね。
ロングの人が一番いつも目立ってるし、一応核なのかな。
ものすごく良いとかではないんですが、持ってき方が上手くて、独特っていうか
なかなかオリジナルなサウンドだと思うし、この人たちである意味がありますよね。
編成変更の影響か、オケは少しバンド感が減退してます。引き続き、Carparkから。

Friendly Fires – Heaven Let Me In (Official Video)

厳密には前週公開のモノですが、漏れてたので特別に載せます。
今年から復活しているらしい、フレンドリー・ファイアズ、
2019年リリース予定の3rdアルバムに収録されるディスクロージャーとのコラボ曲MVです。
おそらくこの人たちが、最高到達点であるParisと、フランキーナックルズのカバーを
超える事は今後ないでしょうが、コーラスんとことかやっぱ”らしさ”はあるし、
フェスとかフランクに楽しむのに適したラブリーな音楽ですよね。
ビデオがなんか曲と合ってたのもありピックアップ。
伊勢丹とか高島屋の連絡通路にこんな奴いたら確実に捕まりますので、程々に。