GVVC Weekly – Week 18


Faye Webster – Kingston

“She Won’t Go Awayが神がかって素敵だった”フェイ・ウェブスター、
遂にSecretly Canadianと契約し、オフィシャル。リリースです。
アトランタということで、結構Hip-Hop、R&B的な方面と繋がりがあり、
そっち寄りだった以前と比べると、方向性はかなり変化してきているようですね。
しかし、この曲とビデオの組み合わせはかなり、最高の仕上がりなんじゃないでしょうか。
cozyなサウンドで、映像も本人の魅力が全開です。
間口が広くて、もっとメインストリームにも振れるし、インディにも止まれるし、と
今後どうなっていってもイイですね。
声もわかりやすくオシャレ感ありますし、個人的にはビッグになってほしいかな。


Anemone – She’s The One

最近どんどんキテるモントリオールのSSW、アネモネのニュー・シングル。
2/15にアルバムのリリースも発表されたようです。
普段通りレトロなサウンドスケープでほんのりサイケの、小気味好く聴きやすいPOP。
金物のパーカッションがめちゃいい味出してますね。


Girlpool – Hire

来年ANTIから新作をリリースするガールプール、新たな先行曲を公開です。
何といってもまず誰おま状態のボーカル、性転換したってんで、普通に男になっとる。
いや、そういうことがあるのはわかるし、それ自体は全然いいんだけど
今までの声のイメージあるから知らずに聴いたら実際に面食らうよね。面白いです。

少し間に出ていた”Lucy’s”も一緒に。
音もかなりロックになってて、男声になったのもあり、様変わり感がすごい…でも良いね。


Mich Cota – Kijà / Care

モントリオールのアーティストで、先住民系の人らしいです。
すごく抑圧を感じる音楽ですけど、凄みというか、リアリティがある。
まあ当然トランスの人なんだろうなというのは強く感じるし、
サウンド自体はミュータント系のインディ・ダンスとも言える音楽ですけど、
業とかジェンダーとかそういう意識の喚起力が半端じゃないですよね。
実質的に1:10くらいから曲が始まるのでそっから聴いてみて。


Helado Negro – Please Won’t Please

ヘラドネグロが2016年ぶりのニューアルバムを公表しました。
2019年3月リリース。2月にはベイルートと北米ツアーするそうですよ。
最高の組み合わせですよね。
こちらのリードシングルは、普段通りのボソボソ歌いに、今までよりも
丸みを帯びたジェントルなサウンドスケープで、ウォームなまま少しハイファイに。
これはものすごくいいです。アルバム、期待大です。


And The Kids – Champagne Ladies [Official Music Video]

“アメリカの方の”ノーサンプトンのバンド。ボーカルの子が雰囲気ありますよね。
この新曲は素晴らしい。ベスト・ギター・ソロ・オブ・ザ・イヤーを贈ります。
ビデオも大変楽しそうでいいですね。この曲、なんかEames Eraを思い出します。
チワワのジャケットがとってもかわゆいニューアルバムは来年2/10にリリース!