GVVC Weekly – Week 38


Mannequin Pussy – “Drunk II”

前作が素晴らしかったマネキン・プッシーの新作アルバムから、最初の先行トラック。
以前はもっと高速で爆発する、曲の短いハードコアパンク感がかなりあったんですが、
今回は随分とメロウになり、より幅広くアプローチできるような装いに変わってます。
いやぁ~っ、エモい。そして、めっちゃめちゃいい曲。90’s感のあるAltエモ・ポップ。
前作も激情HC系からキッチュなポップパンクに、スロウ・バーストする泣きemoと、
わりかし振り幅がある感じで、ボーカルの存在感というか格もかなり高い感じでしたが
そこからさらに進化っぷりがすごい。説得力っていうんですかね?とてつもない完成度。
何回も聴いちゃうよ…すごい曲出ちゃったねコレ。絶対買います。100%オススメ。
ちなみに以前まではTiny Engineでしたが、今回はエピタフからのリリース。本気やね。
まあ敢えて挙げるならBullyあたりと近いような感じですが、向こうはもっとカラっと
しててスケーターカルチャー感があるから、それよりはケバい音楽。ビデオの通りね。

Barrie – “Geology”

バリィさんのアルバムからもういっこ先行曲が出ました。これが最後かな?
今回はフュージョンキメまで入っちゃう、ちょっとリズムコンシャスな楽曲です。
しっかし相変わらずジェントルでソフトなタッチ。ちなみにバリィさん本人曰く、
Haimとベルセバの中間みたいなサウンドとのことですが、全っ然ベルセバ感は無いよ。
あれは田舎っぽさというかイナタイとこがかなりポイントだからむしろ対極やね。


Windy & Carl – Forest Trails

所謂フィールドレコーディング要素の強いアンビエント・ドローンなんですけど
すごく聴きやすいし、単純に美しいというか優等生的な音してますよね。間口が広い。
ミシガンの州立公園のアニバーサリーにかかる公共事業の企画の一環みたいで、
お役所関わっていてもこういうの持ってこれるのが、環境的に違いすぎて、あっぱれ。
フリーDLです。そもそもPure Michiganの企画自体でサンクラのアカウントがあるね。

Toro y Moi Gets the Crowd Going with ‘Ordinary Pleasure’

先週も同じ曲のテレビライブ映像を載せたけど、今週はエレンにも出演です。
リズム隊の入り1小節くらい多分ハットのマイクが入ってなく、次から突然鳴り出すから変。
今回はベースがデカ過ぎず、音量はちょうどいいバランスだけども、今度はハットがかなり
後ろ目に落ちてるのにベースは突っ込み気味だから、なんというか謎グルーヴになってて
モッサモッサしたノリ。歌も先週よりヨレヨレだから余計に面白い。でも愛嬌あって素敵。
トロ芋くん普通に楽しそうだし、いい奴っぽいよね。この編成のライブ観たいわ。

Better Oblivion Community Center – Little Trouble (Official Audio)

ブライト・アイズとフィービー・ブリッジャーズのコラボユニット、まだ続けるんだね。
デビューアルバムに続き、早速新曲を公開です。前も言ったけど狭い意味では意外と
無いバランスっていうか独自性あるし、なんか楽しそうでいいね。気が合うんでしょう。
しょうもないポップロックにも聴こえるけど翳りというか、オルタナ・カントリー感が
そこはかとなく醸し出されているのがイイですね。すごくアメリカン・ダイナー的だし。

FKA twigs – Cellophane

久々の新曲ですね。2ndアルバムはまだ公表されてませんが、収録される楽曲のようです。
正直、ビッグファンでは全然ないんですけど、やっぱまあクオリティ高いとは思うし紹介。
でも業界における彼女の扱い、評価ってのはルックスに引っ張られてる部分は確実にある。
そのまんまで何か映画の登場キャラクターみたいだし、存在自体が超現実的ですよね。
後はまあ歌がいいんですかね。このビデオのためにポールダンスを習得したみたいですよ。

Rolling Blackouts Coastal Fever – Read My Mind (Official Video)

ローリング・コースタル・ブラックアウト・フィーヴァーの両A面シングルから。
今一番いい”普通の”ロックバンドは、この人たちと満場一致で決まってますので。
もう一曲はすでに公開されてましたが今回残りの片面がビデオで公開ですね。前回の曲は
直線的に疾走する小気味良いサウンドでしたがこちらは掠れたドリームなギターの音色で
緩やかに花開くサイケデリアをまとったミドルテンポの楽曲、素晴らしい!こういうのよ。

そういやギターウルフがジャックホワイトのThird Manと契約したらしい。
伏線はあったけど、面白いね。でもそこまで意外じゃないというか、なんかわかる。

一応載せとく。音がやけにいいね。まあ聴くかって言ったら聴かないですけども。

あとDIIVのアルバムが今年は出るってことですが、
Jesse Ruinsのステッカーをベースに貼っていたことで有名な彼はクビになってた。
というのも、何年か前に4chan(日本でいうとこの2chもとい5ch)で差別的発言を
思っきししていたということで、コール君にこっぴどく叱られていたわけなんですけども、
予想に反して即刻クビにはなってなかったんですよね。それがまあ去年末には居なかった。