GVVC Weekly – Week 63


Chartreuse – Woman, I’m Crazy (Official Video)

UKはブラック・カントリーのシャルトルーズがPIASからのEP収録曲ビデオを公開です。
一つ前のデビューシングルは、男性ボーカルでジェイムズ・ブレイクとキング・クルールの
中間のような歌唱に、わかりやすくミニマリスト・インディR&B様式なサウンドでしたが
今回は鍵盤の女性メンバーがボーカルをとっており、物凄くいい仕上がりです。基本的な
路線はそれほど違いませんが、少しジャジーなアレンジと、スロウコア的なムードが強く、
都会的な感じはやや中和されています。これ前回の曲と今回の雰囲気、両刀で行けるなら
かなり面白いアルバム作りそうですよ。ちょっと暗すぎるなと思うけど、これは注目株。

Chartreuse – Three Days (Official Video)
これがそのデビューシングルの方。イギリス英語でこの手の独白系歌唱ってこうなるね。

Blood Orange – Dark & Handsome (feat. Toro y Moi) (Official Video)

ブラッドオレンジのミックステープ形式でリリースされた最新作から、ビデオカットです。
前作はラウンジーでソウルフルなアブストラクト・ヒップホップっていう感じの音楽性で、
キャッチーなコーラスが目立つフックみたいな物は鳴りを潜めていましたが、今回の作品は
スカイ・フェレイラに提供していた曲よろしく感傷的なインディR&Bで、手癖のメロディが
全快のサービストラックとなっており、2012年くらいを思い出すような懐かしさ。トロ芋
も参加しているってこともあり、ウェットなノスタルジーが充満していますね。いい曲名。



Sea Change – What Makes / Flown

ノルウェーのエレクトロニック作家、シー・チェンジのニューアルバムから先行トラック。
ソリッドな骨子に、ヒヤリと冷たい都会的なシンセレイヤーと彼女のボーカルが重層的に
被さっていくアトモスフェリックなスタイルですが所謂エレクトロニカと呼ぶようなもの
ではなく、本格的なクラブ・マナーの感覚の元に組み立てられたインテリ・テクノ味ある
クールなやつで、前ローレル・ヘイローが結構、歌っていた頃のものに少し近いですかね。
拾うか迷って保留にしといた一つ前に出てた曲もやっぱいいので、一緒に載せときますね。

FKA twigs: Cellophane

ツイッグスがジミーファロンに出演です。今回も相変わらず一筋縄ではいかない御仁で、
この画はエグいですね。お姫様ドレスでグランドピアノの上、チェロを従えた三人編成、
と思って見てたらピアノがステージ化していてその先にはポールが…おもむろにドレスを
棄て、MVでポールダンスやるためにガチで修行し仕込んだというアレを生披露します。
口パクすら放棄し、もはや歌ってないですがパフォーマンスがメインなのでいいでしょう。
しかし、いつも思うけど彼女の自意識、ナルシシズムって本当、鬱陶しいのギリギリで、
これを滑稽に感じるか、カッコイイ、美しい!って素直に思えるかはかなり際どい所です。

PBDY – ‘Tears or Rain (feat. Samuel T. Herring)’ (Official Video)

最近ラップ活動等もやってるフューチャーアイランズのサムさんを起用したPBDYの新曲。
ウィッチハウスと呼ばれていたものや、マッシヴアタック的なイメージのトラックの上で
あの彼の熱血ふんどしボイスが踊っているのが面白い、しかもBrainfeederリリースです。
なんか対極にある気がして、でも陰陽で言ったらFutre Islandsも陰なので、納得かな…?
意外と普通にシネマティックな出来で、先入観無しだと何も思わないかな?先入観がね。

毎回やるんだけど、2:20と3:20の必殺技に特に注目。あと、ダンスがうますぎる。


Mush – Eat The Etiquette

メンフィス・インダストリーズと契約したリーズのポストパンクバンド、マッシュの新曲。
最近多くいる洒脱なポストパンクというんですか、性急で人を食ったような感じの路線で
すごくキャッチーな勢いがある。信用ならない奴っぽい適当な軽薄さが出ていていいです。

・モリッシーがツアー会場で、”他のアーティストの”レコードに自分がサインした物を
マーチャンダイズとして売ってるっていう面白ニュース。それも300ドルとか。10倍かな。
これ自分のレコードでもどうなのって思うのに、(勿論自分のも同じように売ってる)
いろいろと大丈夫なんでしょうか?モラルとか以前にさ。モリッシーなら大丈夫なのか?