Annotation to AVYSS


佐久間さん(CVN, Cold Name, Jesse Ruins, NITES)が運営するAVYSS magazine
私と、Teen Runnings金子君、Super VHS入岡君との三者鼎談の記事がアップされています。

https://avyss-magazine.com/2019/12/19/11706/

登場人物が多すぎるので、名前だけ出ている方を中心にこの記事で多少補足・注釈します。
大前提としてナイツさん=AVYSSオーサー=CVN=Jesse Ruins=青文字進行役です。
これを知ってないと訳が分からなくなりますよね。
あとFriends=Teen Runningsです。別プロジェクトではなく改名しました。
Teen Runningsの金子君=Sauna Cool及びSauna Cool miniのオーナーです。

記事内のAfter Dinner第一回のフライヤーの内容ですが
Super VHSについては当時の正式表記はSUPER VHSでしたね。
中心人物の入岡くん以外の当時のメンバーは今もう誰も残ってません。

Slow MaricoもSlowmarico、というかそもそも”スロウマリコ“が正しいです。
文中の泉さんというのはそのメインパーソンで、すごくユーモアセンスのある方なので
当時、界隈のイベントを面白おかしく述懐するブログをやっていたんです。
スロウマリコは最近メンバーが増えて、現在3人体制で活動中
かなり人気が出てきているJan Fluのクボさんも参加しています。そして
そのJan FluのタクローさんはGeGeGe新作アルバムリリース直後!)にも参加中。

MomentsとLilacsは別プロジェクトなのですがメンバーの関係で
ジョイントライブみたいな感じだったため、この表記です。
中心人物は名古屋の人達で両名とも今はあまり活動的ではないようです。
memoryhookのイノウエ君は一時Momentsをサポートしていました。
MomentsはUKのdufflecoat recordsから7″シングルまでリリースしてたのですが
公式音源が一切残ってない。あの代表曲を消すことはなかろうに、タケ君。
Lilacsは、2013年にDiane Hallsという別プロジェクトを始めてたけど
それっきりだね。ただ、その一曲はかなりいい感じで、まだ残ってる。フリーDL!

(これ見て消すなよJosh)

DJ陣について
Naohiroさんは現在、レーベルSolitude Solutionsのオーナーで
自身ではCastration Fearという名義で音楽も。
YYOKKE(ヨッケ)さんとODAさんは現WOOMANで、
Faron Squareはその二人の以前のバンド。YYOKKEさんは途中からJesse Ruinsにも参加。
CUZ ME PAINのコアメンバーはおそらく
YYOKKEさん、ODAさん、TSKKAさん、NITESさんの4人です。
TSKKA(ツッカ)さんはかつてAAPSを率いていて
現在は札幌でTWLVというヴェニューを運営されてます。

Miila and the Geeksは当時アクティブにライブ活動していたポストパンク系のバンドで
確か、めちゃカッコいいShermanのフィルターを通したサックスが入っていた。
ベースのMoeさんは今Secret Reading StandというZINEのショップを運営されてます。

中村義響さんというのはJET SETの制作卸マネージャーの方です。

アサミさんというのは、wizzjonesの名で知られる、インディ界隈の著名DJの方です。
Sauna Cool Offにも出演・後述のmöscow çlubアルバムでライナーノーツも執筆)

Nag Ar Junaのタツキさんはde.te.ri.o.ra.tionというレーベルのオーナーでもあります。
Super VHSの最新作アルバムでミックス・マスタリングも担当。

ヤックさんというのはHARVARDの植田さんで、Teen Runinngsの直近2作でMIXを担当。

möscow çlub(モスクワクラブ)はカズ君が中心となっている宅録プロジェクトで、
記事中に登場する現在Super VHSのユウマ君とmistume(ミツメ)のマオ君、
この二人はメンバーです。モスクワクラブは別に解散はしていません。
Fastcut Recordsからフルアルバムをリリースしていて、
(プレスリリースは私が書いてます)
このアルバムレビューはPitchforkにも掲載されてます。
Alpaca SportsのアマンダやYou’ll Never Get To Heavenのアリスもゲスト参加)

Mana Morimotoさんは、厳密には当時はまだ刺繍アーティストではなかったかな。
<MNMRMT>名義の時もあって、写真にリアル刺繍でコラージュするという感じの作品で、
Tempalayのジャケットとかもやってる。
青山蜂の近くのガードレールか何かに直で施したストリートアートがあった筈だけど
今も残っているかはわかりません。

Ç86については当GVVCにも単独の振り返り記事がありますので、そちらも併せてどうぞ。

Ç86には金子君のSauna CoolからカセットEPをリリースしたfigureも収録されてます。
鳥取の宅録ユニットだったのですが中心人物の長谷部君は最近上京してきて
東京で現在フルバンド化しており、サポートにBoyishのイワサワ君らも参加してます。
なおイワサワ君が加入しているFerri-Chromeの来年2/22のライブには
同じくSauna Coolからフルアルバムをリリースしたsmokebeesのミキさんも参加予定。

TaquwamiについてはGVVC的にもお馴染みアーティストかと思いますが、
今年PLANCHAさんからフィジカルリリースがあった際に当レビュー記事を出してます。

『31』、編集版のような位置付けではありますが、素晴らしいアルバムです。

Ykiki Beatは話の流れで他人事みたいな感じにみえますが、秋山君(Ykiki Beat, DYGL)とは
僕らも普通に面識ありますし、そもそも昔彼がTimothy Workというユニット名で
音源発表してた頃、一番に発見したのは元々、我々の周辺だったりね。
DYGLのジャケットデザインとか、YYOKKEさんが手がけていたりもします。

Hotel Mexico、Jesse Ruins、Sapphire Slowsについては、DIYインディの範疇において
当時の流れの中で、世界的にネームバリューのあるレーベルからのリリース成功、
という意味では明らかに三大巨頭で、この三者によるコラボリリースも存在します。

このうちSapphire Slowsは今もアクティブに活動中で、
近年は当初よりも、より本格的なクラブミュージックに接近していますね。

以上、実際に名前が登場している人だけに絞りましたが、正直まだまだ挙げきれていない
当時からの重要人物やバンドは大量に居ますし、この話題の時期より少しだけ後から
今へ至る流れを辿り始めると本当にキリがないので、ここまでにします。またの機会に…。

こうしてみると本当にいろいろなところで繋がっていて、感慨深いですね。
あえてリンク盛り盛りにしていますので、皆さん各々の活動をチェックしていって下さい。

AVYSSの本文は相当に読み応えのある鼎談となってますが、これでもカットされてますし、
話題に上がっている様々な内容について、もっと深掘りしたい方がいらっしゃれば
インタビューでも!生の喋りでも!どこへでも馳せ参じますので
何かあればお気軽にこちらへ。